ご報告 コンクールお礼

第57回東京都職場・一般吹奏楽コンクールに於いて大江戸シンフォニックウィンドオーケストラは42団体中7番目846ポイントを頂きゴールド金賞を受賞しました。
上位12団体が9月10日[日]に行われる東京都大会に進められるのですが、お陰様で推薦されました。
応援をしてくれました皆様、本当に有り難うございました。
4年ぶり3度目の都大会、30団体の気持ちも背負って臨みたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。

 

課題曲 Ⅰ スケルツァンド(江原大介)
自由曲 瓦礫の城(福島弘和)未出版

 

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[動画有]大江戸SWO出演情報★第57回東京都職場・一般吹奏楽コンクールに出場します。

★第57回東京都職場・一般吹奏楽コンクール 2日目

8月6日[日]
足立区立西新井文化ホール
演奏時刻⇒33番15:45〜
課題曲:1 スケルツァンド(江原大介)
自由曲:瓦礫の城(福島弘和)
入場料:無料
指 揮:樫野哲也

7回目のコンクール出場になります。

いい演奏できるよう団員一同頑張ります。

応援よろしくお願いします。

 

定期演奏会に演奏した動画と楽曲解説貼っておきます。

 

解説:石原勇太郎[音楽学

課題曲: Ⅰ スケルツァンド[江原大介]

 飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍を続けている江原大介(1982-)は、吹奏楽を含む、様々な分野で作品を発表している。《躍動する魂》で第1回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位を受賞し、2009年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲に選ばれたことが記憶に新しいが、今年度の全日本吹奏楽コンクールでも第27回朝日作曲賞を受賞した《スケルツァンド》が、課題曲として選ばれた。

 序奏を伴った3部形式の本作は、古典派以降の西洋音楽で確立してきた「主題労作」の技法と、中世の時代には忌み嫌われ、R.ワーグナーの時代には転調の手法として好まれた「三全音(増4度/減5度の音程)」がふんだんに盛り込まれている。特筆すべきは、その序奏部分。序奏部分は、上記の要素が本作の基本的な姿勢であることを十分に物語ってくれる。本作の主要主題は、テンポを速めた主部でクラリネットサクソフォンが提示する軽やかで愛らしい主題であるが、序奏でその動機はすでに提示されている。また、冒頭のB-DurとE-Dur、Ges-DurとH-Durの主和音の交差は、本作に「三全音」が浸透していることを暗示している。

 「スケルツァンド」という題名は「おどけて」というような意味の音楽用語と同じであるが、それはイタリア語では「予期しないような、嘘のような出来事」を示す時に使用される。快速なテンポの中で、予期しないような転調や展開が行われる本作は、まさに「スケルツァンド」の題に相応しい豊かな楽想で満たされている。


スケルツァンド

 

自由曲:瓦礫の城[福島弘和]

 人気作曲家の福島弘和(1971-)は、水爆実験の悲劇を描いた《ラッキードラゴン~第五福竜丸の記憶》や、東日本大震災の復興を願って作曲した《希望へ続く道》など、悲惨な出来事や、それに対する哀悼の意を込めた作品を数多く発表している。埼玉県立芸術総合高等学校の委嘱により作曲された《瓦礫の城》もそのひとつ。《瓦礫の城》は、福島第一原子力発電所の忘れがたい事故をテーマにした作品。《瓦礫の城》とは、かつて私たちの生活を支えていた福島第一原発が、「瓦礫」が積み重なるだけになってしまったことにちなんだ題名なのである。作曲者の福島は、本作の東京初演を指揮者、樫野哲也に託した。樫野がこれからの日本を担ってゆく世代にして、政治への参加も積極的に行っていることに、福島は何かを感じたのかもしれない。

 重苦しいF音とC音の空虚5度の中で、本曲の核となる5つの音(As・B・G・F・As音)がうごめく。F音が、Fukushimaと関係していると考えるのは考え過ぎだろうか――少なくともD.ショスタコーヴィチ以来、政治的なメッセージが「音名象徴」に込められることが多いという事実があるのだ...。

 冒頭から続くうごめきが強まり、頂点を築くと、グロッケンに十字架音型を多く含む動機が現れる。クラリネットのソロはなんとも悲痛な叫び。続く急速なテンポの部分では、あの5つの音はもちろん、半音階的動機や、連続する3連符が目立つ。これらの要素が交錯し、崩壊してゆくと、凄まじく不協和な空間を生み出す。またも空虚5度の空間に至り、最後には5つの音が垂直に重なり無へと帰する。

 本作とは直接関係しないが、福島は《ラッキードラゴン》の解説で、次のようなことを書き残している――この曲[《ラッキードラゴン》]を吹奏楽コンクールなどで、若い方達が接すれば、少なからずこの出来事や今も続いている核実験など考え感じてもらえると思います。そしてその演奏を聴いてくださったお客様も何かを感じていただけると思います。そうやって「忘れてはならない」輪が少しずつ広がって行くと望んでおります。


瓦礫の城

大江戸活動ダイジェスト② | 吹奏楽コンクール自由曲レパートリー集Vol.2「たそがれの狐」大好評発売中!

昨年11月26日にレコーディングを行いましたCD作品「たそがれの狐」が、3月8日についに発売されました!!

 

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な・な・なんと!

お陰様でAmazonブラス音楽売れ筋ランキング1位になる事もできました!

ありがとうございます😊

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小編成向け作品5曲、大編成向け作品3曲とボーナストラック1曲の全9曲が収録されています。

大江戸はこのうちトラック4~8の演奏を担当いたしました!

 

前作「ハガニア・プレリュード」と同様、

収録曲全曲のフルスコアが閲覧・印刷できるダウンロードコンテンツ付きという画期的なこの作品、

吹奏楽の指導者はもちろん、吹奏楽を愛する皆様もスコアを見ながら曲を楽しめる1枚となっています

 

youtubeでの試聴も出来ますので、気になった方はぜひお求めくださいヾ(*´∀`*)ノ

 

定期演奏会のお知らせですっ!

 

 

皆様、6月3日(土)のお休み確保はお済みでしょうか?
まだの方は今すぐ手帳にメモを!

その日は……

大江戸シンフォニックウインドオーケストラ
第6回定期演奏会が行われます!!!!

今年も昨年と同じく、
タワーホール船堀大ホールにて

16:30開場、17:30開演です!
チケットは\1,000- (学生\500-)、全席自由です♪
(割引チケットの情報も、あるみたいなので、詳しくは、4月中旬以降の続報にて)

先日の熱いレコーディングを終え、この定期演奏会に向けて
団員一同練習に励んでおります。
皆様お誘い合わせの上、ぜひご来場ください(*'ω'*)


そしてそして、大江戸では団員も大募集中です!
お申し込みの上、楽器と一緒に練習見学にいらしてください!
お待ちしております♡

PS.余談
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昨日の練習後、団員で六義園に垂れ桜を観に行ってきました( ˙O˙ )♡

 

 

🎺yuriri 

大江戸活動ダイジェスト①レコーディング編

皆様新年度あけましておめでとうございます!

今年度も大江戸は元気に和気あいあいと活動してまいりますのでよろしくお願いいたします。

 

 

さて、今回は久しぶりのブログ更新となりましたが、

年明けから現在までの活動&お知らせを一挙ご紹介いたします!

 

 

 

①新譜レコーディング

 

本年3月4日、5日の二日間で、大江戸SWO参加作品としては3枚目となる

CDの製作のためのレコーディングを行いました!

 

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年明けから、短い期間ではありますが熱のこもった練習を重ねに重ね、

収録当日は熱のこもった部屋での長時間の演奏……

そして作曲者、編曲者の先生皆様が楽譜に込めた熱を団員一同で音に込めた

 

大変アツい作品として仕上げられたのではないかと思います(・v・)ノ

 

 

どんな演奏の場でも気を引き締めて臨むのは当然ですが、

マイクに囲まれた中で演奏するのはいつも以上の緊張感が場に満ちるものです……。

 

が、やはりそこは大江戸のみなさん、締めるところはばっちり締めつつも、

和やかな雰囲気で肩の力を抜くことも忘れません!

 

終了後の疲労感はたっぷりでしたが、それに負けないくらいの充足感を得られました

 

 

情報解禁&発売の日を楽しみにお待ちください!

 

🎺yuriri

 

12/18 全日本市民バンドフェスティバル終了!

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遅くなりましたが、大江戸は
12/18全日本市民バンドフェスティバルを終えて参りました!(*^_^*)

年内最後の本番…ワクワク…

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Vn.独奏入り真田丸練習風景@リハ室

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本番後のインタビュー

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そして、集合写真…✨
みんないい笑顔☺

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大江戸SWOは委嘱作品,新作のレコーディングもよく行うため、公の場での演奏は夏の吹奏楽コンクール以来でありました。
やはり、目の前にお客さんがいて、そのお相手にこの演奏いいな、聴いてて楽しいなって思って頂けるように…!と願いを込めて演奏すできる機会があるというのは、奏者としてもこれ以上のことは無いように思います😌✨
ああ、演奏楽しかった。

大江戸の年内の活動はこれで全て終了ということになり、団員も、本番に追われたハードスケジュールは年明けまで一旦お休み、ということになります。

来年も素晴らしい演奏ができますよう!
団員一同邁進して参りますので😤
こんな大江戸SWOを暖かく見守って頂ければ幸いです(*^_^*)

そして新入団員も大募集中‼ですので
ドシドシお問い合わせくださいね〜💝

Trp 安城でした!